いじめ・外見コンプレックスを乗り越えて心穏やかに暮らす

自信をつけてくれた言葉

外見についてコメントされるのは嫌だ、という記事を書いたあとに、
それとちょっと矛盾してしまう昔の出来事を思い出しました。

思いがけない、お褒めの言葉

中学生の頃。
前の席からプリントを一枚取って後ろに送っていくという場面で
私も前の席の子からプリントを受け取りました。

すると、その子が何気なく
「きれいな手。」
と言ってくれたのです。

え!!!

くすぐったいような嬉しさがじわっと心に広がりました。
自分の手をきれいだなんて思ったことはなかったのですが、
当時はピアノを習っていたので
今よりもいくらかスッとしていたのかもしれません。
そのことにクラスメイトが気づいてくれたのです。

外見を褒められて「嫌だ」と「嬉しい」の違いって?

外見を褒められて嬉しいときと、
居心地が悪いときの違いってなんなんでしょうね。
ちょっと考えてみます。

①褒められるパーツの違い

極端な例ですが、褒められたパーツが手ではなくて、「胸」だったら?
プライベートゾーンについて人前でコメントされるのは、
どんな人の言葉でもとても不快ですね。

では「顔」だったら?
わたしの場合、顔にコンプレックスが強かったので、

本心では思ってもいないくせに…
顔についてふれないでくれ…と

心のなかで相手を責める程、不快になってしまったと思います。

一般的に「顔」「肌」「体型」はコンプレックスを感じやすいところなので
明らかに相手自身が自信を持っていると確信できなければ
安易にコメントしないほうが良いかもしれませんね。

「髪型」だったら?
これは「手」と同じように嬉しいと思います。
「その髪型似合ってる」と言ってもらえたら素直に嬉しいです。
「髪のコンディション」もきっと嬉しいですよね。
「今日髪ツヤツヤだね」なんて言われてみたかった~(笑)

褒めてくれた人との関係性

今考えると、褒めてくれた彼女の言葉が嬉しかったのは
対等な関係だったからかもしれません。
年齢が同じ、とかそういうことではなく
双方が相手に恐怖を感じていない関係ということです。

わたしの小中時代、クラスの女子の中には
明確な権力ピラミッドがあったのです。
上に君臨する女子たちがティラノサウルスだったとしたら、
わたしはティラノサウルスの狩りの目から
必死に逃げ回る小型草食恐竜。

ティラノサウルスから褒められたら

なにか理由があるのでは!?

逆にいじめのスタートか!?

上げて落とすみたいなやつか?!

と、ざわざわが止まらなかったと思います。

褒めてくれたのは、良い意味で、ふつうのクラスメイト。
わたしのことを褒めたからといって、その子が得をすることは何もなし。
裏の理由を疑う必要なんてありませんでした。

褒めるときの言葉のトーン

彼女の言い方は、いたってさらりとしていました。
声の大きさはやや小さめ。独り言にも近い言い方。

周りを巻き込むような大げさな言い方だったら、嫌だったかもしれません。
わたしはネガティブで臆病だったので、
わたしが褒められることを面白く思わない人も居るのでは…と
不安になったと思います。
実際、わたしをいじめていた彼女が聞いたら面白く思わなかったでしょうし。
あくまでわたし一人だけに言ってくれたことも、とても嬉しかったです。

まとめると

久しぶりに思い出した出来事をきっかけに、色々と考えてみました。
まとめると、わたしの場合は

・対等な関係の相手に

・大げさではなく、さらっと

・コンプレックスに思っていない(と確信できる)パーツを

褒めてもらえると、素直に嬉しいのかもしれません。
それはもう、15年以上忘れないほどに(笑)

皆さんは、どんな褒められ方だと素直に嬉しく受け止められますか?
よければコメントで教えてくださいね。

con

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