幼い頃から外見にコンプレックスを抱えて、
周囲からの言葉に傷つく経験もあったわたしは
心を守るために、半分本能的に
「嫌な言葉を言われずに過ごすためにはどうしたらいいのか」を
考えながら生きていました。
長年の経験から生まれた色々な方策があるのですが、
今日はそのなかでも「まずはここから!」という
マイルールについて書きます。
それは、
【自分の外見について徹底的に話題に出さない】です。
ふざけるような軽いノリでも、
「わたしブスだからさー!」と自分を貶めない。
「ここがコンプレックスで…」と打ち明けるような話もしない。
内心ではひどく気にしていて、悩んでいても、
まずは徹底して、人前ではそのような隙を見せない。
嫌な人というのは、人の弱みを攻撃してきます。
だから「外見はわたしの弱みではない」というポーズをとります。
親友や家族には悩みを話したい! という方は
心から信頼できる相手であれば良いと思います。
でも、あえて言うならば、わたしのおすすめは【徹底】です。
なぜなら、コンプレックスの話はとてもとても繊細で
親友や家族であっても、なにか言い方を誤って
あなたの心が傷つく結果になる可能性も0ではないからです。
近しい関係だからこそ、深く傷つくこともあります。
どうしても吐き出したいときは、ノートに書き殴って
書いたページを破ってグシャグシャに丸めて捨てるとスッキリしますよ。
そして、これはわたしが実感したことですが
そのポーズを徹底していると
すこしずつ、自分自身の心がだまされて
本当に外見のことが気にならなくなっていきました。
人生に絶望するくらい外見コンプレックスで悩んでいたのに
最終的には、ほど良く「どーでもよくなる」のです。
わたしが外見コンプレックスを克服できた要因は
この徹底によるじわじわ効果がまず大きいと思います。
ちなみに、人に外見のことを侮辱されたら、
「は?」という目をするだけです。
なんならそんな目も向けずに、スルー。
だって、人の外見を侮辱してくるなんて
幼稚すぎて、軽蔑しかないですよね。
そんな人を相手にコミュニケーションとるなんて
時間がもったいなさ過ぎませんか。
あ~、残念な生き方をしてきたんだね…と
心のなかで憐れんで終了です。
そして、そんな侮辱に耐えて頑張っている自分の心を
やさしく、何度も何度も、よしよししてあげてください。
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